参戦2年目のトヨタは今後の台風の目だ!
残念ながら、今年は日本人のF1ドライバーが走ってはいませんが、チームとしてトヨタ、エンジン・コンストラクター(エンジンを提供する会社)として、ホンダが参戦しています。 まずはトヨタ。WRC(世界ラリー選手権)、CART(北米中心の最高峰のフォーミュラカー・レース)を制し、昨年、世界最高峰の自動車レース“F1”に満を持して乗り込んできました。しかしF1は“巨人”の異名を持つトヨタといえど甘いものではなく、初年度は屈辱の最下位に…。2年目となる今年は昨年の反省を踏まえ、ドライバーを一新。今年はベテランのオリビエ・パニスとCARTチャンピオン、クリスチアーノ・ダ・マッタを擁し、必勝体制で臨んでいます。 序盤こそトラブルが多発し、思うような結果が得られませんでしたが、シーズンの折り返し地点となるカナダGPから、マシンの信頼性も上がり、常にポイント圏内(8位以内)を走行するようになりました。イギリスGPでは、なんと一時1-2走行(1位ダ・マッタ、2位パニス)! これには興奮しました。 最終的にダ・マッタは7位でフィニッシュし、自身2度目のポイント(チームとしては3戦連続入賞)をもたらしました。今回のイギリスGPは今後のトヨタの活躍を大いに期待させてくれる1戦だったといえるしょう。
あの強さはいずこ…。がんばれホンダ
ネルソン・ピケ(87年)、アラン・プロスト(89年)、アイルトン・セナ(88、90〜91年)をチャンピオンにするなど素晴らしい成績を残し、92年シーズンをもってグランプリでの活動を休止していたホンダでしたが、ミレニアムとなる2000年に再びグランプリに戻って来てくれました。しかし、あれから4シーズン目となりますが、残念ながら目覚しい結果を残していません…。今回のイギリスGPでは最後尾スタートのジェンソン・バトンが懸命に追い上げ8位でフィニッシュし、ポイントを獲得することに成功しました。あの強かった時代を知ってるだけにちょっと寂しい感じがしますが、ホンダは“世界一の負けず嫌い”といわれた故本田宗一郎氏のイズムを受け継いでいる企業です。必ずやあの強いホンダを見せてくれることでしょう。 これまで、日本国内はもとより、CART、インディカーと常にタイトルを争ってきたトヨタとホンダ。いつぞや、F1でもトヨタVSホンダのタイトル争いを繰り広げて欲しいものです。
F1の縁の下の力持ち、ブリヂストン
もうひとつ忘れてはならない日本企業があります。タイヤを供給しているブリヂストンです。ブリヂストンがF1にタイヤを供給したのは97年。当時は中堅チームや下位チームのみへの供給でしたが、初年度ながら上位チーム(タイヤはアメリカのグッドイヤー)を脅かす素晴らしい性能を発揮し、翌年にはマクラーレンやベネトン(現ルノー)などトップチームにも供給することになりました。その結果、参戦2年目で早くもタイトルを獲得。以後02年まで、ミカ・ハッキネン(98〜99年)やミハエル・シューマッハ(00〜02年)のタイトル獲得に大きく貢献してきた、まさに縁の下の力持ちといえます。 そんなブリヂストンにとってもっとも手強いメーカーが01年に参戦してきました。フランスのミシュランです。昨年までブリヂストンの圧倒的勝利に終わっていますが、今年は状況が異なり、ブリヂストン6勝に対し、ミシュランは6勝(ドイツGP終了時点)と互角です。 しかも、ここ3戦はミシュランが勝利しており、さらにイギリスGPのレース直前にブリヂストンの撤退報道まで出る始末(ブリヂストンは直ちに否定)。ちょっとイヤな感じで迎えたイギリスGPでしたが、ブリヂストンのエースチームであるフェラーリのルーベンス・バリチェロが奮発。見事ポールtoフィニッシュを決め、ブリヂストンここにありということを知らしめてくれました。 |
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イギリスGPではなんとトヨタが1-2走行。最終的にクリスチアーノ・ダ・マッタが7位に入り、トヨタは3戦連続入賞を達成しました。上位を脅かすのもそう遠いことではないかも!?
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B・A・Rホンダは、ジェンソン・バトンが8位入賞。最後尾からここまで追い上げ、素晴らしいレースを見せてくれました。ホンダは徐々に調子を上げてきているけど、完全復活までにはもう少し時間が掛かりそう。
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フェラーリのルーベンス・バリチェロが会心のレースをみせ、今季初優勝を達成。これまでミシュラン勢に苦渋をなめてきただけに、ブリヂストンとしてもうれしい勝利となりました。
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今シーズンは不調のためフェラーリ解雇のウワサもささやかれたルーベンス・バリチェロですがイギリスGPでは奮発し、見事優勝。表彰台で流した涙がとても印象的でした…。
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