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2004.4.16 UPDATE

田中正明
text by Masaaki Tanaka


本欄は今年2度目の更新だ。まるで『レディース・ゴング』の刊行ペースばりに不定期な連載となっている。ごめんなさい。僕はまだインターネット社会に適応できていないようで…。
前回、「ひどくモチベーションが低い」と書いた。こと女子プロレス・ライターの仕事においては、それは少し上がってきたと思う。3月11日に発売した『レディゴン』vol.78でも特集を組んだように、全女の“喧嘩マッチ”は女子プロレスの秘めたパワーを僕に思い出させてくれた。NEOの3・14川崎市体育館大会は80点をあげられる出来だったし、あまり実感の湧かなかった納見佳容ファイナルカウントダウンも、3・20『お船の森』のお船戦以降、僕の中でにわかに哀切を帯びてきた。
では、どの方面においてモチベーションが低いままかというと…。昨年は映画館&試写会で101本観た劇場映画を、今年はまだ5本しか観ていない。このまま行けば年間20本ペースだ。1月に旧作の『逆噴射家族』(小林よしのり脚本のATG作品。工藤夕貴がクラッシュ・ギャルズに憧れる少女役で出演)を観たのを皮切りに、韓国映画の『ハッピーエンド』、岩井俊二監督作『花とアリス』(アジャ・コングがゲスト出演。蒼井優もいいけど、落研の部長もサイコーだっつって!)の3本を映画館で観賞。ほかに『ワイルド・フラワーズ』、『スクール・オブ・ロック』を試写会で観た。このうち『ワイルド・フラワーズ』は、架空の女子プロレス団体を舞台とした日本映画で、4月17日(土)よりテアトル池袋で単館ロードショー公開が決まっている。
主演は『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』の岡田義徳、新人女優の鈴木美妃、アストレスの石川美津穂。同じくアストレスの東城えみを始めとしてJDスターの選手が総出演するほか、ジャガー横田、引退したキューティー鈴木もプロレスラー役で登場する。
とにかく「女子プロレスを題材にした映画」というだけで、女子プロレスと映画が大好きな僕には感涙ものだ。しかし、先に試写を観たプロレスマスコミに感想を求めたところ、「う〜ん」「まあ、あんなもんじゃない?」との曖昧な答えが返ってきた。なるほど。きっとこの映画は、悪くも悪くも(良くも悪くも、ではなく)“JD的”なのだろうと予想した。あ、JD関係者の方。ここで憤慨せずに先も読んで下さい。今回のタイトルを思い出して。
正直、僕も全く期待しないで京橋の試写室へと向かった。そこはかつて編集プロダクションに所属した時分に、何度も通った懐かしい会場だ。『レディゴン』で広田さくらの映画コラムを担当した際にも、一度来たことがあるかも知れない。道中、雨足が強く挫けそうになったが、業務試写はこの日がラストだったので、あとは公開直前の一般試写か劇場に行くしかない。それよりは、ライターとして先に観ておきたい欲求が勝った。
簡単にストーリーを紹介しよう。
近年は興行不振に喘ぎながらも、広い道場に事務所と寮を併せ持った「ガリンペイロ女子プロレス」。その2代目社長に就いた青年・細谷(岡田)は、元OLでアイドル系の桐島みどり(鈴木美)、喧嘩っ早く練習嫌いの不良ファイター中島涼子(石川)の新人ペアを売り出し、女子プロ界最大手の「Jリング」から木幡郁美(東城)&田島博子(C鈴木)の最強チームを借りるなどして、団体の再興を目指していた。ところが思わぬ事件により経営難が深刻化。ガリンペイロは、Jリングとの「負けたら解散」を賭けた全面対抗戦に挑む――。
とまあ、こんな感じ。 |
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