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'05年1月16日/東京キネマ倶楽部(JWP)
・有望な若手・江本敦子の復活
[渡辺えりか&松尾永遠組 VS 木村響子&江本敦子組]

・'04年10月6日/東京・後楽園ホール(全女)
・10年選手ザ・ブラディーのいい仕事
[前川久美子 VS ザ・ブラディー]

・'04年8月29日/東京・後楽園ホール(全女)
・ミゼットプロレス、後楽園に帰る
[ミスター・ブッタマン VS プリティ太田]

・'04年6月8日/東京・北沢タウンホール(M's Style)
・'04年6月16日/東京・後楽園ホール(AtoZ)
・6月の新人物語
・'04年6月6日/東京・後楽園ホール(全女)
・'04年6月13日/東京キネマ倶楽部(NEO)
・白いベルトを継ぐ者
'04年5月30日/東京・後楽園ホール(LLPW)
・久々に観たLLは…楽しかった!
[レヴン寛香VS藤枝恵子、小河真子VSレヴン寛香]

'04年5月5日/東京・後楽園ホール(NEO)
・我闘姑娘の“きっず”に驚いた!
[さくらえみ&さくらえび★きっずVS零&蒲原唯&市井舞]

'04年3月20日/千葉・Blue Field(第2回『お船の森』)
・納見佳容の広き肩
[納見佳容VSお船]

'04年3月7日/東京・後楽園ホール(ダイアモンド)
・アップルみゆきの赤い胸
[未来VSアップルみゆき]

'04年2月15日/東京・後楽園ホール(AtoZ)
・堀田さん、楽しそうですね
[中西百重VS堀田祐美子]

'04年2月2日/東京・渋谷club ATOM (NEO)
・未来、敵地で輝く
[田村欣子VS未来]

'04年1月25日/バトルスフィア東京(AtoZ)
・マタドーラ仲村由佳
[闘牛・空VS仲村由佳]




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桜花の「魂」を未来戦で見た

['05年7月17日/東京・新木場1st RING(格闘美)/桜花由美 VS 未来]

 JDスターの4・29後楽園ではAKINOに「お前のプロレスには魂がない!」と叱られ、M's Styleの6・19新木場では浜田文子に「お前、無理。フニャフニャ」と呆れられた、アストレス2期生の桜花由美。所属プロダクションのJDスターが主催する『格闘美』ではエースの扱いを受ける桜花だが、実力はまだ中堅未満で若手の域を出ていない。

 AKINOはこの7月、文子は8月に、アルシオンでデビューしてから7周年を迎える。対する桜花は8月で4周年。ずば抜けたプロレスセンスを持つAKINO&文子には、言っちゃ悪いが何年経っても追いつけないだろう。AKINOと文子がいくらアジャ・コングにフォール勝ちしても、アジャの存在感には及ばないように。

 では、諦めて引退したほうがいいかと言ったら、そういう問題ではない。若手には若手にしかできない試合がある。それを見せたのが『格闘美』のメインで組まれた桜花VS未来戦だった。

 両者はこれが初対決。未来が『格闘美』のリングに上がるのも初めてだ。桜花が168cm、未来が167cmの長身同士で、二人が向かい合うだけで見栄えがする。

 桜花はフロントキック(=ビッグブーツ)とエルボー、未来は水平チョップを中心に試合を組み立てた。特に未来がフルスイングするチョップは「バチンッッッ!」と凄まじい音を場内に響かせ、桜花の鎖骨の周りに赤いミミズ腫れを何重にも作った。奇しくもこの翌日(7月18日)、NOAHの東京ドーム大会で小橋建太と佐々木健介が200発以上のチョップを打ち合ったが、その名場面に劣らないだけの鬼気迫る表情を未来は見せてくれた。

 桜花は『格闘美』のエースとして内外に認められるために、絶対にメインイベントで負けられない。セミファイナルまでの試合に内容でも勝ちたい。未来はフリーとして『格闘美』に継続参戦を果たすために、そのエースを倒したい。自分の爪痕を残したい。最終的に二人は余計な感情を捨て、“相手よりも痛い一発”を打ち込むことだけに集中した。そうして桜花も未来も、自身の価値を高める好勝負を築き上げた。

 のちに未来は「桜花戦は相手よりも自分との戦いでした」と振り返った。試合の勝敗では負けたが、その戦いには十分、勝ったと思う。試合後の敗者に与えられた拍手がその証明だ。

 桜花は「プロレスって楽しい!」と目を輝かせた。彼女に足りなかったのは、カラダごとぶつかり合える同世代のライバルの存在だった。魂はある。あるからプロレスを続けている。それを発揮できる舞台がなかなか訪れなかっただけだ。

 意地悪な見方をすれば、AKINOが相手だから魂を見せられなかった、ということになる。そういえば僕はM'sを観る機会が少ないので、昨年2月にAKINOが総合格闘技にチャレンジした『Love Impact』以来、AKINOの「魂」は見てないなぁ…。(記:7月26日)



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