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未来、敵地で輝く
['04年2月2日/東京・渋谷club ATOM(NEO)/田村欣子VS未来]
前回予告した通り、2月1日のダリアンガールズ、2日のNEO、3日の全女を観てきた。どれも面白かった。特に全女のメインイベントと試合後の堀田祐美子(AtoZ)乱入劇はインパクト大で、『週刊ゴング』で気合を入れてリポートしたいと思う。
だからといって気を抜くわけではないが、本稿では週刊の扱いが小さいであろう試合を取り上げたい。NEOの休憩前の第3試合、タムラ様VS未来だ。未来はAtoZのまさに「未来を担う」逸材で、2月4日売りの『週ゴン』でもカラーページで取り上げた。プロフィールなどはそちらを見て頂きたい。
昨年9月に引退した下田美馬(AtoZ社長代行)がNEOのレギュラーだった縁で、今年1月よりAtoZとNEOの対抗戦が開始された。主にAtoZの大型若手コンビ、西尾美香&未来がNEOに上がり、仲村由佳、松尾永遠、そして元気美佐恵と当たってきた。今回はついに2冠王者の田村が腰を上げ、未来を迎え撃った。
身長167cmの未来は、長い腕を活かした水平チョップを武器としている。「チョップと、最近使い始めた卍固めがあれば、あとの技はなくてもいいぐらい」というのが未来の持論だ。その言葉通り、試合の組み立てはチョップ、チョップ、チョップの連打。コスチュームに隠れた田村の胸は、赤く腫れていたのではないか。
そんな未来に、僕は一つ不満な点があった。入場してコールを待つ間、緊張していないのは頼もしいことだが、反面、あまりにも素(す)のために、両手を前に組んで内股気味の“女の子立ち”になるクセが見られるのだ。ところがこの日は、他団体のチャンピオンと一騎打ちというシチュエーションからか、視線は真っ直ぐに田村を捉え、時折「ふぅ〜」と息を吹き出す仕種を見せた。気合十分だ。そのテンションはいささかも落ちることなく、「未来、ここにあり」を敵地のファンに知らしめた。
とはいえ、NEOのファンも根っこは全女系。元・全女の未来には期待に満ちた視線が注がれる。『週刊ゴング』の取材で未来が「NEOのファンは温かい」と答えたのは、その空気を感じたからだろうし、また、ファンの期待に未来が応えているからに違いない。(記:2月4日)
※次回の更新予定。2月8日(日)、東京・ディファ有明で行なわれる『Love Impact』(16時開始)より、AKINO初の総合格闘技戦を…? |
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