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2002.11.15 UPDATE

取材・文/中村千恵子、戸田美穂(編集部)


『歓びの喘ぎ 処女を襲う』
('81/高橋伴明監督)
『ねらわれた学園 制服を襲う』
('86/渡邊元嗣監督)
『痴漢電車 感じるイボイボ』
('96/今岡信治監督)
『姉妹OL 抱きしめたい』
('01/田尻裕司監督)
 ここ最近、一般映画館で成人映画のイベントが度々組まれ、先入観のない若者を中心に毎回なかなかの盛況をみせている。そんななか『肉体市場』('62/小林悟監督)に始まったピンク映画が40周年という節目の年を迎えるにあたって、銀座シネ・ラ・セットにて1か月に渡る特集が開催されることが決定した。思えば昨年病気で亡くなった小林悟監督の命日が11月15日、そして新東宝の経営でピンク映画の封切りをしていたシネマ有楽町(銀座シネ・ラ・セットの前身)で、この40周年記念特集が組まれるとは何とも不思議な繋がりだ。

 連日レイトショー2本立てで上映される本特集のポイントは、今回の主催でもあるピンク映画専門誌“PG”編集長・林田義行氏が独自にセレクションした苦心のラインナップ! 60年代にデビューを飾った大御所、若松孝二や渡辺護から、いまはメジャーシーンで活躍中の黒沢清、周防正行、滝田洋二郎らが手がけた70年代、80年代の代表的な作品、また一般映画でも活躍する瀬々敬久やサトウトシキら“ピンク四天王”や現在その卓越した作家性で注目を集めるニューカマー“ピンク七福神”による近年の作品まで、62年から続いたピンク映画の系譜が浮かび上がる仕組みになっている。なかでも今回ニュープリント上映にこだわり、実際何社かの製作会社に掛け合ったと言う林田氏のオススメは高橋伴明監督の『歓びの喘ぎ 処女を襲う』や滝田洋二郎監督の『連続暴姦』。林田氏曰くニュープリント版で観るに相応しい好編とのこと、お見逃しなく!

 SlowTrainでは、この<ピンク映画40周年記念特別企画 PINK FILM CHRONICLE 1962-2002 幻惑と官能の美学>に完全密着します。多数ゲストが来場する11月9日(土)、16日(土)のオールナイトやトークショーのレポートも随時更新予定。お楽しみに!

PGサイト>>
http://www2u.biglobe.ne.jp/~p-g/menu.htm






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