第15回東京国際映画祭
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2002.11.12 UPDATE

  『女はバス停で服を着替えた』爆笑ティーチ・インを激写! −10月30日−

 
 北海道・鹿追町のフィルムコミッション(FC)を始めとする町民の前面協力のもと、日活ロマンポルノでその手腕を振るったベテラン小沼勝監督が撮りあげたメロドラマ『女はバス停で服を着替えた』。東京国際映画祭提携企画のトーキョー・フィルム・メーカーズ・コンベンションで上映され、会場となったSHIBUYA BOXX併設のカフェ“SHIBUYA@FUTURE”にて小沼監督とプロデューサーの三井福成氏に加え、主演の戸田菜穂、遠藤憲一、モロ師岡によるティーチ・インが行われた。

 会場の“SHIBUYA@FUTURE”は開放的なオープンテラスがウリのお洒落なカフェだが、ティーチ・インが開始されたのは上映終了後の冷え込んできた午後9時前後。鼻の頭を真っ赤にさせた観客がストーブに群がり、白い息を吐きつつゲストの登場を待つというちょっと異様な雰囲気のなかティーチ・インはスタート。

 サルサダンサーの美女・戸田菜穂が、別れてしまったかつてのパートナー・遠藤憲一を追って故郷の鹿追町を訪れることから物語は始まるのだが、その遠藤が開口一番「自分のダンスシーンが直視できない!」と本音を暴露。「お客さんがどう観るかそこが一番気になるんスよね…メシ食って酒飲みたいところを22:00過ぎまで何日も練習したんですけど」と切々?と語る姿が印象的。何せ胸のはだけた黒シャツを着た遠藤が、深紅のドレス姿の戸田と腰をフリフリ絡みあって踊る情熱のサルサシーンは、本作最大?の見どころ。その官能的なダンスを、日活ロマンポルノ時代を彷彿とさせる演出で魅せた小沼監督はといえば「何で?すごく良かったのに」と首をひねると「僕はエンケン=(遠藤憲一)の持つフェロモンをすごく買っていて、だからこそ彼のキャスティングにはこだわった」とコメント。
 また本作が映画初主演となる戸田菜穂も「ヨーロッパ映画みたいな叙情的なタイトルが気に入ってるんです。共感できる大人の女性の役だし、初舞台直後で演技に熱が入っていた時期というのもあって…」と本作への意気込みが窺えるコメント。隣りに座っていたエンケンも「戸田ちゃんは本格的なベッドシーンは初めてなのに、リキ入れて絡んでますよ。俺はいつもスッポンポンで慣れてますけどね(笑)」とすかさずフォロー。
 最後に小沼監督が「僕が今後、映画を撮れるかはコレにかかってるんで」と冗談とも本音ともとれる一言を語ると、エンケンも「将来はサルサダンサー目指します!」と元気よくその場を締めくくり、終始観客の笑い声が絶えなかった爆笑ティーチ・インは終了した。

取材・文/戸田美穂(編集部)

『女はバス停で服を着替えた』公式HP>>
http://www.town.shikaoi.hokkaido.jp/movie/

エンケン、マジで踊ってます!
※本作は、ユーロスペース、吉祥寺バウスシアターにて3月上旬公開予定

ゲストも爆笑、現場の雰囲気の良さが窺えます!
戸田菜穂の登場で場もパッと華やかに
小沼監督(右)と三井プロデューサー(左)も、制作秘話を暴露


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