「まったく知らない女性とセックスしなきゃならなくて大変だった。しまいにゃ、恋人に口で立たせてもらったんだから。この辛さ、カーチャは(カテリーナの愛称)わかる?」
「カーチャは、実生活でセックスに感じたフリすることあるわけ?それってひどいよな。男は、物理的にフリできないもんなぁ」
おいおい、ナニをいいだすんじゃい!そなこと質問してないっつーにィ。もう、ホント、困ったチャン。しかし、本人は、「だって、この映画の芸術性ってのはさぁ、追及してるのは真実なわけだからさぁやっぱそこのところ大事だし……」
うーん、ワケわからん。しかも、こんな会話が変だとか、奇をてらおうとも思ってないから、嫌みにはならないし。もう、ひたすらヤンチャ坊主のダダコネをひたすらほほ笑みと爆笑で見つめる慈愛の母の気持ち、ですなぁ。
といったわけで“3国バトル3時間デスマッチ”終了時には、疲労困ぱい。突然“こんなに苦労したご記念が欲しい”と、思った私は「その紫に染めた髪の毛ちょうだい!」。すると、ギヨームはにっこり笑ってブリッと20本あまりを抜いて手渡してくれた。うーん、こいつ、イイ奴だけと、やっぱり変。えっ、髪の毛なんかを欲しがる私のほうが、よっぽど変? まぁ、記念ですから……。
