

PROFILE 水橋研二
■'75年、東京都生まれ。『331/3r.p.m』('96)でデビューしたのち、塩田明彦監督作『月光の囁き』('99)で一躍脚光を浴びる。代表作に『ロックンロールミシン』('02)『サル』('03)など。新作に『キスとキズ』10/30(土)公開、『青い車』(11月公開)など出演作が目白押しの実力派 |
|

Q:完成した『くりいむレモン』をご覧になっての感想と、水橋さんは多くの若手監督さんたちと組まれてきていますが、山下監督となじみのあるスタッフと組まれた感想をお聞かせください
A:『くりいむレモン』に出ることになった時には“エロいよ”っていうのは聞いていたし、正直、多少不安はありましたよ。でも、監督が山下さんだったのですんなり受け入れられました。なんか不思議な…彼ならではの世界なんでしょうけど、あいまいな感じや人間臭さが出ていて僕は好きでしたね。現場では、僕は常に違う現場ばっかり行っていて、どこに行っても“はじめまして”の挨拶は変わらないから、ふだんとそんなに変わらなかったですね。でも、なんかいいですよね、同級生とかなじみのあるチームで映画を作るのって。
Q:山下監督の演出はどうでしたか。また、今回の役柄をどう捉えていらっしゃいますか? 水橋さんは、特に“間”の演技がすばらしかったように思います。
A:それは監督の演出がよかった部分も大きいですけど、確かに僕が一番気にしたのは“間”のことだったし、監督ともその点についてはずいぶん話し合いました。まあ、自分で考えてヒロシになろうとしたというよりは、いつの間にかなっていたという感じでしょうね。前半のシーンと後半では全然顔が違っていると思います。あとは、ヒロシは分かりやすい役でもありますから。理性とかは抜きにして、基本的にはすごく素直な人だと思うんですよ。何よりも妹のことを一番に考えていて、自分よりも妹のことの方がよく分かっているぐらいの人なんじゃないかな。
Q:妹が出来てみていかがでした?
A:かわいかったですね〜。役の年齢はそんなに離れていないんですけど、実際は結構離れていて10歳くらい違うのでほんと、“かわいい妹”っていう感じでした。最初の方のシーンで亜美が眠っているヒロシを起こすところがあるんですけど、あんな声でささやかれちゃったりしたら“なんだ、しょうがないなあ”っていう気分になりますよね(笑)。村石さん自身もかわいらしい子だしね。 |