団鬼六、生インタビュー
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こんな美姉妹が、この後あられもない姿に…!!
  (C)団鬼六『紅姉妹』製作委員会

―監督がダメ出しされるんですか(笑)。助監督さんと意見が対立するようなことはなかったんですか?

 それはなかった。うまくいきましたよ。もう、台本で大体わかってくれて、それを計算してやってくれましたから。そのまますごいスムーズに行きまして、イザコザはいっぺんもなしですわ。やっぱ助監督の…亀井っちゅう男ね、しっかりしてますよ。

―前後編の大作になったわけですけれど、撮影期間はどれぐらいだったんですか?

 2週間。何月くらいだったかな…1月か。箱根と都内と、あと、熱海に泊まりこみでね。寒かった。でも一晩中温泉が沸いてましたからね。港(雄一)なんか3回も温泉入ったりして、なかなか良かったですよ。

―演出で一番力を入れたのはどのあたりなんですか? ここが鬼六的世界だ!という見どころを教えてください。

 今までの映画ではね、女を裸にするとこかがあるとすると「早く脱げ!」ってワンカットで終わっちゃうんでしょ。でも僕の映画の場合はね、小説でもそうだけど、セックスに入るまでが長いんですよ。前戯が長い。なかなかセックスに入らないんだけれど、その代わりセックスに入るとすごいぞというところを見せかけながら、デフォルメしてったんですよ。帯を引っ張って解くときとかね、長襦袢や腰巻が落ちたりですとかね、そういうところに時間をかけたんです。普通の監督ならみんなすぐに真っ裸にしてしまいますでしょ。あれがおかしい状態なんです。僕はそれを、いちいちネチネチネチネチさせたんですよ。

 それで、長襦袢とか肌襦袢とか、伊達巻とかをね、いちいちポロリポロリと落としてったんですけど、そうやっていると若い助監督の中には、伊達巻がなにかわからないヤツがいるの。伊達巻をカマボコやと思っているやつもいる。そういう時代ですからね、今は。だからこそあえて、帯が落ちたり衣擦れの音が出るところを、ネチネチと撮ったんですよ。

―完成した映画をみて、感想はいかがですか?

縛りのシーンに、出演者で緊縄師の椿珠陽と入念に打ち合わせる監督
  (C)団鬼六『紅姉妹』製作委員会
 よかったですよ、かなり! 満足ですわ。ソフトですよね、まず。こないだ試写会やったら、女の子たちにえらい評判良かったですよ。観ました?映画。(わたしに向かって)観た?観た?

―はい、観させていただきました。

 (目をキラキラ輝かせて身を乗り出す先生)か、か、感じる?

―…せ、精神的に、きました。

 アア、そう。ぐっふっふっふ(満足げな笑み)。




しとやかな姉を演じるのは、「団鬼六 夕顔夫人・淫舞地獄」ほか、団監督による原作映画にも多数出演しているベテランの小川美那子。そして、「濡れる美人妻 ハ メられた女」ほかの演技で、2001年度PGピンク映画女優賞に輝いた沢木まゆみが、空手をたしなむ妹役に
(C)団鬼六『紅姉妹』製作委員会
ある悪徳高利貸しに魅入られた美姉妹の運命
悪徳高利貸しでSMクラブを経営する川村が、詐欺と恐喝の容疑で逮捕される。老舗料亭"松風"の美人女将・絹代と妹の久美子に目を付けた彼は、姉の夫をワナにはめ巨額の借金を背負わせたのだ。すべては姉妹をおのれの欲望の奴隷とするため。やがて川村の口から、衝撃の事実が明らかに…。



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