仕事もなく、恋人もいない日々を送るヒロインが、退屈から逃れるために書いた恋愛小説が大ベストセラーに。彼女は、新進気鋭の小説家として活躍し始めるが、プライベートはサッパリで、つかみかけた恋愛にも逃げられてしまう始末。やがて彼女は、自ら執筆した小説のヒロインに嫉妬するようになり…。
OL業と監督という2足のワラジをはきこなす若手女性映像作家・和田淳子。彼女の4年ぶりの新作『ボディドロップアスファルト』(2000)が、愛知県芸術文化センターの依頼のもと製作された。この作品は、彼女の記念すべき長編デビュー作となったばかりでなく、当初予定になかったシアター・イメージフォーラムでの一般公開という快挙も成し遂げた。今後、さらなる活躍が期待される和田監督に、『ボディドロップアスファルト』の製作秘話から、作品にかけた意気込みなどを聞いてみた。 |
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和田淳子 Junko Wada
1973年青森県生まれ。高校卒業後、服飾デザイナーを目指して上京する。文化服装学院に在学していた19歳の頃に製作した処女作『閉所嗜好症』('93)が、1994年度イメージフォーラム・フェスティバル(=IFF)で入選。その後、イメージフォーラム付属研究所に在籍し、卒業制作作品としてつくられた短編『桃色ベビーオイル』('95)が、1995年度ぴあフィルムフェスティバルでグランプリにノミネートされ、1996年度IFFグランプリに輝いた。独白と、女性のはだかをモチーフにした映像世界が、評論家の支持をあつめている。主な作品に『胎児を売る店』('94)、『パパイヤココナツ激情』('96)など |
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