『チェイシング・エイミー』
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結果的に、この契約を切ったことは正解だった。『チェイシング・エイミー』も、『ドグマ』も、再び各国映画祭やプレスの間で話題持ちきりとなり、監督ケヴィン・スミスの名は、インディペンデント映画界では、不動の地位
を獲得したのだ。特に『ドグマ』の全米公開に際しては、想像だにしない展開で彼の名は、プレスを賑わせることにもなってしまった。敬虔なカソリック信者達から、神への冒涜映画とされ、上映禁止デモが各地で繰り広げられたからだ。いくら作品の冒頭で、「これは、あくまでもギャグです…」なんてテロップを挿入したところで、許してもらえるはずもなかった。親指おっ立てるキリスト像を登場させたり、だいたい神に選ばれ人類を救うべき主人公が、カソリック信者でありながら、中絶クリニックに勤務(カソリックでは中絶は禁止)している女性だし。コミカルなケヴィン・スミスワールドとはいえ、ハチャメチャにヤリ過ぎていた。(確かに面
白いけど…。)
実は自分もカソリック信者であるというのに、私は笑いこけ、面白がり、その直後には6年ぶりの取材をオファーしていた。(神様お許し下さい…)だが、お互いのスケジュールがどうにも合わず断念。FAXでコメントだけを貰うこととなった。