2000.8.12 UPDATE





取材・文/新村千穂
text by Chiho Niimura




メインストリームを目指さずに
呑気な日常を楽しむ
映画作家の偉大なる才能

『ドグマ』『クラークス』の連続上映で、ついにケヴィン・スミス監督が日本で大ブレイク!・・・ってほどじゃあない。『ドグマ』は東京でも2週間の限定ロードショーだし、『クラークス』はレイトショーじゃないか。鬼才、あるいは奇才と呼ばれる、このインディペンデント映画作家の特異な才能を素通 りするのは非常にもったいないこと。最新インタビューを取ることに成功した、フリーライターの新村千穂さんが、監督論を寄稿してくれた。
 

ケヴィン・スミス Kevin Smith
1970年ニュージャージー、ハイランズ生まれ。大学卒業後、食料雑貨店で4年間断続的に働く。バンクーバー映画学校で4か月学んだ後、『クラークス』(94)でサンダンス映画祭フィルムメーカー賞受賞。続いてカンヌ映画祭でも国際批評家週間賞を受賞する。『モール・ラッツ』(95)では大失敗を喫するも、同作品で知り合ったベン・アフレックがマット・デイモンと共同で書いた『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』(97)のプロデュースで名を残す。そして再びベン・アフレックを主演に据えた『チェイシング・エイミー』(97)で映画作家として復活。ベン・アフレックとマット・デイモンのコンビを登場させた新作『ドグマ』(99)は全米興行初登場第3位 のヒットを飛ばす。熱烈なるコミック・マニアにしてコミック・ショップのオーナー。自作のコミックも多数。アニメ・ヴァージョンの『クラークス』が製作、放映予定とのこと。なお自作には必ず本人がサイレント・ボブの名前で相棒ジェイと共に姿を見せる。






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