2008年05月01日
『図書館戦争』 TEXT by 廣田恵介
フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」も3年目。『図書館戦争』は11本目にして、初の小説原作作品だ。アニメが過剰供給されている現状、3年という月日が長いのか短いのかと問われると、ちょっと戸惑う。ともあれ、今回はちょっとミリタリー風味のラブコメ物で、OL狙いの「ノイタミナ」としては堅実なつくり。
ただ、政府と交戦状態にあるはずの「図書隊」の設定はナレーションですまされ、あまり頭に入ってこなかった。レイ・ブラッドベリの『華氏451』に、似ている気もする。だが、「図書隊」は本屋の店頭で小競り合いをする程度。第一話で、子供の買おうとしていた絵本を政府軍が取り上げようとしていたが、あの絵本のどこらへんが有害図書なのか。おそらく、そのへんは意図的に、のらりくらりと交わしていくのだろう。
『図書館戦争』の原作小説は女性に人気が高い。ライトノベルの取材をしていて分かったが、女性は本読みである。図書館、ドジで健気な主人公、厳しいけど陰では優しい教官……男性ファンなら、女性専用車両に乗り合わせてしまったような疎外感・気恥ずかしさを感じること請け合いだ。
(関連リンク)
『図書館戦争』公式サイト
http://www.toshokan-sensou.com/
『有川浩』(Wikipedia)※原作者
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E5%B7%9D%E6%B5%A9
投稿者 mtoda : 16:47 | コメント (0) | トラックバック (0)



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