2008年04月03日
『ガンパレード・マーチ 新たなる行軍歌』 TEXT by 廣田恵介
2000年に発売された『高機動幻想ガンパレード・マーチ』は異色のシミュレーション・ゲームだった。キャラクターがむやみに多く、プレイヤーの選択肢が画期的に広いため、誰とどういう関係になるか予測がつかない。自由度が高すぎて、やりようにしては恋愛シミュレーションにも戦闘シミュレーションにもなり得てしまう。さて、2003年放映のアニメ版はこの厄介なゲームをどう全12話に構成したのか。
シリーズ構成は、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』を監督した高山文彦。最近では劇場アニメ『ストレンヂア 無皇刃譚』の脚本で知られる奇才だ。第一話は全編がハードな戦闘シーンで、度肝を抜かれる。さてはゲームの硬派と軟派のうち“硬”を選択したな、という読みは第二話以降の展開で見事に外される。ラストは主人公がヒロインに告白、というラブコメ路線で幕となる。
原作ゲームは『新世紀エヴァンゲリオン』の影響を如実に反映した舞台設定だったが、アニメは『エヴァ』的になることを避け、等身大の恋愛ドラマに(やや強引に)落ち着けた感がある。第一話の戦闘シーンは、何度見ても緊張感あふれる見事な出来ばえだ。
(関連サイト)
『ガンパレード・マーチ』DVD-BOX
http://db.geneon-ent.co.jp/search_new/show_detail.php?softid=GNBA-5073
『ガンパレード・マーチ 新たなる行軍歌』公式サイト
http://www.jcstaff.co.jp/sho-sai/gpm-shokai/gpm-index.htm
『高機動幻想ガンパレード・マーチ』公式サイト(ゲーム)
http://www.alfasystem.net/game/gp/
投稿者 mtoda : 23:35 | コメント (0) | トラックバック (0)



コメント
コメントを送ってください