2008年03月18日
『BUS GAMER』 TEXT by 廣田恵介
U局放映のアニメは増えたが、なんとこの『BUS GAMER』は全3話しかない。原作は10年近くも各誌を渡り歩きながら連載をつづけ、いまだ未完結。つまり、今回のアニメ化はファンサービスと考えた方が理解しやすい。
主役は若い男性ばかり3人。彼らはそれぞれに黒い封書のダイレクト・メールを受け取り、金欲しさから生死をいとわないゲームに参加する。設定はハードボイルドだが、ぷんぷん漂うBLの香り。キャラに感情移入できないと、ストーリーに入り込むのは困難だ。他に見るべきところはないのか?と見回せば、目に入るのは生活感あふれるディテール。
例えば、キャラクターの一人が指にはめている指輪、机の上に雑然と置かれたカップ麺、灰皿に突っ込まれた吸殻、煙草や缶ビールのパッケージ。もっと言うなら、主役3人が偶然居合わせるラーメン屋の暖簾、店内のメニュー書き……こうした細部へのこだわりは昨今のアニメのトレンドとも言える。
そうした絵づくりの丁寧さも含めて、'80年代のOVAのような“一見さんお断り”の雰囲気が懐かしい。
(関連サイト)
『BUS GAMER』公式サイト
http://www.fwinc.co.jp/busgamer/
『峰倉かずや』公式サイト
http://www.minekura.com/
投稿者 mtoda : 23:00 | コメント (0) | トラックバック (0)



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