2008年02月01日

『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』 TEXT by 廣田恵介

 第一シリーズの放映は2003年。同人作家だった相田裕の原作に目をつけたのは名物プロデューサーの片岡義朗(マーベラスエンターテイメント)だったが、今回の第二シリーズでは名前が見当たらない。代わりに、相田裕自らが総監修・シリーズ構成・脚本までを手がけるのが、この5年ぶりの第二シリーズだ(製作は、前作と同じマーベラスエンターテイメント)。

 洗脳により記憶を奪われた少女たちが銃器を携え、政府のために淡々と殺人を行なうというストーリーの基本骨格は前作のまま。その倒錯的な設定は熟知していたつもりだったのだが、第一話では銃撃戦の最中、義理の兄に守られて頬を赤らめる――という“微笑ましい”描写に戸惑った。義兄からの愛情こもったプレゼントも含め、第一話は明るく柔らかい印象だ。

 前作は、恋愛とハードボイルドが程よいバランスで溶け合い、ヨーロッパ映画のようなアンニュイな雰囲気を醸していた。今回は、キャスティングも前作とは異なる。制作スタジオも、マッドハウスからアートランドへ。キャストとスタッフが一新されると、かくも変わるか……と驚かされる。これを機会に、浅香守生監督の第一期もぜひご覧いただきたい。

(関連サイト)
『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』
http://www.gunslingergirl.com/
『GUNSLINGER GIRL』(第1シリーズ)
http://www.gunslingergirl.com/1st/

投稿者 mtoda : 21:57 | コメント (0) | トラックバック (0)

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