2007年12月19日

幸福な舞台挨拶を「おそいひと」に見た!

~映画は映画館で。
そんな当たり前のことが当たり前でなくなった今、映画館で観たこと自体に感謝したくなる瞬間があった。
 その映画とは…重度身体障害者が殺人を犯す、というタブーに挑んだ「おそいひと」。“大音量上映”と銘打って実施された初日の12月1日、ポレポレ東中野での舞台挨拶がソレ。

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(C)curio

もちろんみなまで語らないが、怖さよりも、切なさと無為感が際立つエンディング。
なにより鑑賞後に、じわり、とやってきた涙に驚いた。
…そして包み込む、場内の観客の一体感。
たぶんあの場にいた誰もが、舞台挨拶のゲストの登場を待っていたんじゃないかな。

車椅子の住田雅清さん(主演の重度身体障害者役)が舞台の袖から現われた時、がヤバかった。
不謹慎を承知で言わせてもらえば

「フツーに生きてる!笑ってくれてる!」

ってことにまず感動。次に今この瞬間を皆で立ち会えてることに感動。
やっぱり映画館の醍醐味ってコレでしょう。

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ボイスマシーンでコメントする住田雅清さん

ミニシアターでやたらと実施される舞台挨拶やトークショーを、私は敬遠してきたフシがあったけど(正直いって内輪ウケな感じが落ち着かなかったし)こんな幸福な舞台挨拶もあるんだな~と実感。

ちなみに毎週金、土、日曜日は大音量上映だとか。
(好き好きあると思うけど、これは大音量上映で正解)
ストーリーを追うよりも、目で、耳で、肌で感じ取りたいこの映画にはぴったりだし、このリスクを背負うポレポレ東中野の心意気も嬉しい。

(関連サイト)
「おそいひと」の舞台挨拶風景がフラッシュで見られる公式サイト
http://osoihito.jp/
「ポレポレ東中野」公式サイト
http://www.mmjp.or.jp/pole2/

投稿者 mtoda : 00:42 | コメント (0) | トラックバック (0)

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