2007年10月12日

『ストレンヂア 無皇刃譚』 TEXT by 廣田恵介

テレビ放映されていた『天保異聞 妖奇士』といい、なぜか時代劇づいている制作会社BONESの劇場アニメ。シナリオはソリッドで、演出は力強い。ズシリと手応えを感じる出来ばえだ。

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(C)BONES/ストレンヂア製作委員会2007

なぜか刃を抜かない“名無し”の剣士を、アフレコ初挑戦の長瀬智也が機敏さと軽快さをあわせ持った独特のムードで演じる。やや入り組んだ設定のストーリーを見せきるのは、長瀬の飄々とした演技のお陰だろう。キーとなる少年・仔太郎を演じる知念侑李も悪くない。芸能人が声優に起用されると、必ずマニアから強い反発が起きるが、やはり実力で判断すべき。“名無し”のライバル役は売れっ子の山寺宏一という、鉄壁の布陣だ。

見どころは何といっても、迫力の剣戟アクション。記号的なチャンバラではなく、人間の体の重みをしっかりと感じさせる作画は見ごたえ十分だ。ただ、全体に色彩は渋く、ヒロインも不在。一体、なぜアニメでリアリスティックな時代劇をやるのか、という疑問も残る。そうした意味でも、かなりの異色作には違いない。

(関連サイト)
『ストレンヂア 無皇刃譚』
http://www.stranja.jp/
『BONES』
http://www.bones.co.jp/index1.html

投稿者 tkurio : 23:09 | コメント (1) | トラックバック (0)

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コメント

長瀬さんの声、カッコイイ!

投稿者 あっきー☆ : 2007年10月25日 15:10

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