2007年09月27日
『電脳コイル』 TEXT by 廣田恵介
NHK教育で、この5月から放映中のアニメ。何より注目せねばならないのは、天才アニメーターとして業界やマニアの間で高い評価を得ている磯光雄が原作・脚本・監督を担当していること。磯の仕事は、スタジオジブリからガイナックス作品、あるいは『キル・ビル』のアニメパートまで多岐に渡り、『新世紀エヴァンゲリオン』では、脚本まで手がけた。その磯が長年温めていた企画だけに、いやでも期待は高まる。
舞台は、“電脳メガネ”と呼ばれるコンピュータが子供たちの間に広まった近未来。まだ路地や空き地の残る大黒市に主人公のヤサコが越してくる。ヤサコはデンスケという犬を飼っているが、これはなんと電脳メガネを着用しないと見えない“電脳ペット”である。登場するガジェットは全てがこの調子で、いわば80年代に流行ったサイバーパンクSFを子供向けにアレンジした印象。ストーリーは基本的に子供たちの探偵ごっこだが、設定は難解。無邪気さの中に、どこか不健康なイメージも見え隠れする。
DVD第一巻には、第一話『メガネの子供たち』と第二話『コイル電脳探偵局』を収録。第一巻を見れば世界観はつかめるはず。まずはお試しあれ。
(関連サイト)
『電脳コイル』
http://www.tokuma.co.jp/coil/
※毎週土曜、NHK教育テレビにて放映中
『磯光雄』
http://www.lares.dti.ne.jp/~iso-000/
投稿者 tkurio : 01:19 | コメント (0) | トラックバック (0)


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