2007年08月15日

『コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE24&25 スペシャル』 TEXT by Keisuke Hirota

この春に23話までが放映され、同作のファンは大いに待ちぼうけをくらったはず。この夏に入ってから各所で放映されている最終回スペシャルは、とりあえず待たされた甲斐のある濃厚な1時間に仕上がっている。

他人に一度だけ命令を下せる“ギアス能力”をストーリーの主軸にすえた本作。ともすればその設定のみ暴走してシナリオが支離滅裂になりかねないところを、絶妙の配分でスリリングな作劇へ持ち込むその技巧こそが最大の魅力だった。いよいよドラマを収束させねばならないこの最終回スペシャルでは、主人公ルルーシュの運命だけをソリッドに描くのでは? と予測していた。ところが、無数に埋没されていた伏線があちこちで爆煙を上げ、意外なキャラが意外な行動をとり、新型メカも続々と登場。薄っぺらな予想は、全力でくつがえされてしまった。

異例の放送形態となった最終回スペシャルは、オタク受けする要素を「これでもか!」とばかりに詰め込んだ本作最後の総力戦である。そのテンションは、最後まで途切れることはない。そう、まさしく「途切れない」のである。「途切れない」ことと「終わらない」ことはまた別。賛否を醸し出しているラストは、是非ともその目で!

(関連リンク)
『コードギアス 反逆のルルーシュ』公式サイト
http://www.geass.jp/

投稿者 tkurio : 11:50 | コメント (0) | トラックバック (0)

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