2007年07月26日
『プロポーズ大作戦』 TEXT by Hiroko Hattori
来春放映が決定した出世作『クロサギ』からは一変、山下智久の最高の持ち味が生きたイマドキ脱力系男の成長物語。なにも長澤まさみとのW主演を謳わずとも、主演の役割を十分果たした。花嫁奪取を賭けて自分の想いをぶつける山下のスピーチは、映画『卒業』以上の感動が襲った。
正直、初回を見た限り、四十半ばの三上博史が妖精と名乗るわ、過去に戻る魔法のまじないが「ハレルヤーチャンス!」だわ、これほど失望しかけた月9はなかった。しかし、本作品は人気漫画やヒット映画に頼らず、久々、原作なしで挑んだ意欲作。
回が進むにつれて、長澤の祖父役の夏八木勲が残した「明日やろうはバカやろう!」しかり、若者の道しるべ役として存在感たっぷりの三上のセリフこそ、このドラマのスパイスだと確信した。ある回の妖精はこう語る。「かの有名なエイブラハム・リンカーンはこう言っている。『あなたが転んでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ』と。
失敗にめげず再び立ち上がるのか、教訓を得て別の道を目指すのか、それとも自分の不幸を嘆き続けるのか…」。なんとすばらしい人生訓ではないか。主人公に対する叱咤激励に止まらず、見る者の胸を熱くしたのはいうまでもない。妖精、サイコー!
(関連リンク)
『プロポーズ大作戦』
http://wwwz.fujitv.co.jp/propose/index.html
投稿者 hoga01 : 18:39 | コメント (0) | トラックバック (0)

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