あなたの知らない世界…?

コスプレ。


コスチューム・プレイの略。
お気に入りのキャラクターの衣装を身にまとい、カメラ小僧(いやオヤジか?)の前でポーズをキメて、“奇跡”の一枚を求め続ける夢追い人。

自分には縁のない、踏み込むことなどありえない世界。
正直、そう思っていました。
あの日までは…。


2006年5月20日、大阪・南港。
編集という仕事柄、いつかはできるかも?と密かな期待を胸に抱いていたコスプレ・イベントの取材だが、それは意外にあっけなく訪れた。


「いざとなると怖いものです。手の震えが止まりません」


と、シャア大佐(from「機動戦士ガンダム」)よろしく、やや緊張しながら向かったのは、西日本最大級のコス(プレ)・イベント「COSBASE in なにわの海の時空館 2006春」。


関西的目立ち至上主義を掲げながらもほとんどの大阪人に知られていないという、知る人ぞ知る超レア・スポット“なにわの海の時空館”。
海面に浮かび太陽の光を反射させて輝く、巨大なガラス張りの半球状ドーム。
そこへは窓の外の魚と間接照明が幻想的な海底トンネルでのみアクセス可能。
秘密基地オタクによる設計疑惑100%の異様な施設は、日常から非日常へと誘う演出にうってつけだ。


そんなことを考えながら、トンネルを抜けるとそこは……。


「サブカルチャーの百鬼夜行や~!!!!」


と彦摩呂のように叫ばずにはいられない世界!
NARUTOと葛城ミサトがお手手つないで歩いてる~っ!!!!
黒崎一護がアスラン・ザラと××××してる~っ!!!!
右も左もアニメ&ゲーム・キャラばっかりや~っ!!!!


ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ…。
いかん、いかん、興奮しすぎた…。
噂どおり、そこはリアルなサブカル・ワールドだったわけで、お気に入りキャラクターになりきった人がうじゃうじゃ闊歩する時空間ならぬ異空間。
デパートの屋上でやってる仮面ライダー・ショーの自主制作版をイメージしていただくのが一番近いかも。
01.jpg


で、レイヤー(コスプレイヤーの略)は会場で何をしているのかというと、互いの撮影会や制作苦労話などの衣装談義が主なところ。
「そんなことして何が面白いの?」というパンピー(一般人の略)の素直な声が聞こえてきそうだが、目の前のレイヤーたちは皆、“興奮と陶酔”で上気したいい笑顔。
それは、己のルックスと体型を呪いながら憧れのキャラの亜種(?)となってしまった方々とて同じこと。
嗚呼、合唱…。


ということで、これが僕のコスプレ・イベント初体験でした。
ちゃんちゃん。


なーんて具合に終わるわけあ~りません!


実はこの取材、思いもかけない大きな収穫があったのです。
え?どんな収穫かって?
それは次回を見てのお楽しみっ!

投稿者 tkikuchi : 2006-10-31-10:44

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