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| 『ガールズ・ガールズ』 |
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高橋 論治
text by Yuji Takahashi |
| ≫ グルーピー少女が恋の向こうに見つけたもの |
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『あの頃ペニー・レインと』はロック・ミュージシャンとグルーピーの関係を甘酸っぱいノスタルジーをこめて描いた音楽映画だったが、この『ガールズ・ガールズ』はイマドキの高校生たちを主人公にした現代劇だ。郊外の住宅地に暮らす優等生少女アンドレアが、ひょんなことから地元の人気ロック・シンガーに心を鷲掴みにされ、彼のグルーピーになっていく過程をつづっている。
この映画のストーリーの特色はヒロインがグルーピーになることを、彼女の自分探しの“寄り道”として描いている点。
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GIRL(劇場未公開)
監督:ジョナサン・カーン
脚本:デビッド・トルチンスキー
出演:ドミニク・スウェイン/ショーン・パトリック・フラナリー/サマー・フ
ェニックス/タラ・リード
1999年 アメリカ
1時間39分
インタラクティブシネマ
16000円
8月10日発売 |
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●ウラジミール・ナボコフの文芸作「ロリータ」をスタンリー・キューブリックに次ぎ映画化させたエイドリアン・ライン版('97)にて、ヒロインを演じたドミニク・スウェイン主演の学園もの。成績オールAの優等生がロック・シンガーとの出会いから、勉強一辺倒の生活とは違う世界にめざめていく。
http://www.interactive-cinema.com/
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憧れの対象だったシンガーに自分の存在が影響を与えたり、周囲から「あなたって、凄いのね!」と賞賛の目で見られるようになることが、アンドレアの生き方に変化をもたらしていく。成績はオールAでルックスも抜群なのに、それまで満たされない何かを感じていた彼女が、初めて“自信”と“個性”を発見し、新たな旅立ちの時を迎えるまでのお話なのだ。
恋、友情、セックスの悩みは切実だが、主人公のひとつひとつの行動はどこかカッコ悪くてルーズ。いわゆる“ハリウッドの若手有望株”が大挙出演している作品でありながら、インディペンデント映画風の素朴なタッチで仕上げているあたりにも好感が持てる。
また主演女優ドミニク・スウェインが、ヒロインの自我の芽生えを気ままなモノローグで表現しつつ、なんともキュートなファッションの着こなしでハツラツと躍動。『ロリータ』よりも数倍魅力的な彼女が拝めることを保証します。 |
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