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『ウーマン ラブ ウーマン』

秋本 鉄次
text by Tetsuji Akimoto
目当てはシャロンのヌードでもホントはマジな作品なんだぞ
 61年、71年、そして今年。違う世代で3組それぞれのレズビアン・カップルを年代ごとに描いたオムニバス・ドラマ。時代が違えば悩みも世間の目との闘い方も当然違って来る。彼女たちが歴代同じ家に住むことになる、という設定が、この“3代”を連結する。実にマジなレズビアン映画で、主演は 当然ながら、監督もそれぞれ女性。あくまで女性を主眼に置き、彼女たちの“受難”に哀惜をこめる。

 と、襟を正して見たいほどだが、やっぱりシャロン・ストーンが久々にお脱ぎになるといえば、そっちに食指が動く私もゲスな野郎でゲス。同棲中のレズビアン・カップルが、子供を生み育てたいと思う。もちろん、男との性交渉はナシ。精子バンクに登録するのだ。

 2人のピュアな奮闘が意外と明るく時にはユーモラスに描かれるのが何より。そしてモンダイのシャロンとエレン・デジュネシスのからみ。ベッドの上でなし崩し的に唇を、体を重ねて行く2人。シャロンの美乳に衰えナシを確認してひと安心。それにしても、監督のアン・ヘッシュは“勇気ある”レズビアン・カムアウト女優でもあり、シャロンの相手役に現実の恋人たるエレンを起用し、それをなめ回すように撮るということで、この作品をホットにさせている。それだけ選択肢の広い時代になったのだ。喜ばしいではないか。
IT THESE WALLS COULD TALK2
監督:アン・ヘッシュほか
出演:シャロン・ストーン
   エレン・デジュネレス
   クロエ・セヴィニー
2000年 アメリカ(TV)
1時間36分
16000円
タキコーポレーション
7月28日発売


 

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