ハル・ハートリーという監督、覚えていますか? にわかにクローズアップされた90年代の前半。日本では”ニューヨークのゴダール”みたいな売り方で、『トラスト・ミー』と『シンプルメン』が公開。でも、なんだか、盛り上がらないうちに、西海岸のタランティーノが出てきて、時代は彼の方に流れた。
去年、シネ・ヴィヴァンの閉館作品に新作『ヘンリー・フ−ル』(5月にビデオ化)も公開。出来は悪くないが、話題にならず。 筆者はファンではないが、独特の静かなムード、捨てがたい味があると思う。現代のコミュニケーションを、透明感ある映像で描く監督。『トラスト・ミー』から『ヘンリー・フール』まで、愛や友情ではなく、“信頼”で結ばれた人々にこだわる。それはデジタル・カメラで撮ったこの作品も同じ。
現代ニューヨークにやってきたキリスト、マグダレナ、悪魔。2000年を目前に、混沌とした都市をどうサバイブすべきか? 動きすぎるカメラが、ややうるさいが、詩心ある現代風刺というハルの個性は健在。マーティン・ドノヴァン他、ハル一家総出演。女優として参加の歌手、P.J.ハーヴェイの歌も聞ける。63分の日記風聖書ですかね、コレ。 |
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THE
BOOK OF LIFE
監督:ハル・ハートリー
出演:マーティン・ドノヴァン
P.J.ハーヴェイ
トーマス・ジェイ・ライアン
1998年 アメリカ
1時間3分
\12800
アップリンク
5月25日発売 |
http://www.uplink.co.jp/
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