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| 『タップ・ドッグス』 |
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森
世一
text by Seiichi Mori |
| ≫ タップを連想させるロック・コンピレ−ション |
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ロックロックした音のコンピレーションというのは、サントラとしてはあまり意味がないが、ここに登場するポップっぽいロックの羅列はむしろこの映画を良く伝えていると言っていい。映画をとても楽しんだあとではなおさらである。全体にベース音とファズを聴かせた音は、エレクトリックシューズを連想させて面白いロックとなっている。曲調そのものの統一感も良く、キチッと聴いてゆくとブルース調や、軽いジャズっぽいスタイルも出てきたりとゴキゲンである。
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『タップ・ドッグス』
(コンピレーション)
BOOTMEN
発売:BMGファンハウス BVCF-31080
2548円(税込み) |
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音楽:チェザリー・スカビスゼウスキー
オーストラリア音楽界の第一人者で、国内の音楽賞を数多く受賞。舞台音楽を手がける |
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劇中で主人公がバイクで疾走するといったシーンでもエレキギターギンギン、ヴォーカルギンギンといった音を流してしまって、チト音楽がもったいないというシーンもあるが、見終ると音楽も耳になつき、実に元気にしてくれる。
この映画のためのオリジナル曲もあり、それは、いかにもダンスシーンに登場する曲といった感じなのだが、なぜかコンピレーションにまぎれて同化していて違和感はない。オープニング、そしてラストでは、タップそのものの音も聞けるお得なアルバムである。

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