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| 『将軍の娘/エリザベス・キャンベル』 |
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森
世一
text by Seiichi Mori |
| ≫ 言い知れぬ閉塞感を表現する、重厚な音作り |
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これだけ自由を謡った社会でも、ある特殊な地域では、大きな特権によって重大な事実が黙殺されてしまうことを告発した映画だが、そのテーマに、まことに似つかわしい音楽戦略で成功したサントラだ。タイトルロールで、古いアフロアメリカン・フォークを土台に新たに作曲されたという不思議な映像的魅力のある曲が流れる。そこには、この映画が語る人間の余りにも情けない、コミカルといっていいほどの愚かしさが、悲しみや閉塞感となって込められている。原曲を見つけたのはカーター・バーウェルではなく、これは監督のこだわりということだ。
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BMGファン・ハウス
¥2,548
カーター・バーウェル |
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映画では使用されていない歯切れのいいシンセ・バージョンがリミックスとしてオマケでついているし、他にもカール・オルフの『カルミナ・プラーナ』の部分(2:39)が収録されており、映画全体を把握するのにサービス満点の構成になっていて楽しめる。この映画の舞台となるジョージア州陸軍基地の何か言い知れぬ
閉塞感はカーター・バーウェルのオリジナル曲でも表現されておりダイナミックで重厚な音づくりがいつまでも耳に残る。 |
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