デビッド・ボウイとジョレ・レノン。2人の英国人がNYで出会って意気投合し、一夜で曲を書き上げたのが「フェイム」。75年のボウイのアルバム「ヤング・アメリカン」に収録され、全米チャート・ナンバーワンとなった。ちょっと重いビ−トが印象的なファンキーな名曲だ。
“名声”を手にいれた人間の虚ろさを、英国人らしくナナメから見ていて、「名声は人から自由を奪い、犯罪にもかりたてる」と歌われる。ジョン・ハーツフェルド(佳作『トゥー・デイズ』の監督)の『15ミニッツ』では、これがテーマ曲。歌手は別人だけどね。
舞台はやはりNY。メディアの有名人の辣腕刑事(ロバート・デ・ニーロ)を誘拐する移民の犯罪者。彼らは刑事の誘拐をビデオに収め、残虐な映像を利用して有名になる。“フェイム”が“フェイム”を呼び、その事件にマスコミがハイエナのようにたかる。手堅い作りで見せる“今”を描いた娯楽作で、25年前のボウイとレノンの予言が不滅であったことを逆証明してみせた作品だ。
映画監督でもあるエドワ−ド・バーンズが、正義感あふれる消防局の捜査員役。ナイ−ブで、セクシーで、なかなか、イイ男です。 |
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FIFTEEN MINUTES
監督・製作・脚本:ジョン・ハーツフェルド
撮影:ジャン・イブ・エスコフィエ
出演:ロバート・デ・ニーロ/エドワード・バーンズ/ケルシー・グラマー/エイブリー・ブルックス
2001年アメリカ
2時間1分
配給:ヘラルド
● NY市警のベテラン刑事と若い消防捜査官が、凶行を繰り返す犯人を追うサスペンス・アクション。過激映像で視聴率アップを狙うマスコミへの風刺も鋭く描写。

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