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『愛ここにありて』

金子裕子
text by Yuko Kaneko
>“ナイーブ・ハンサム”クリスがオススメ!
 『愛ここにありて』は、ベタなタイトルが示すように、内容もまるっきりベタ。けなげで美しい田舎娘が金持ちのお坊ちゃまと恋をして、彼女の幼なじみが横恋慕で、終いには、病魔が彼女を襲う。身分違いに、三角関係に、難病に……。泣かせる恋愛映画の必須条件をとりあえず、み〜んな入れてみました! ってな感じ。好きだなぁ。

 もちろん、好きといえるのも、キャストがいいから。これで、男優がブーだったりしたら、無視だ。まぁ、ヒロインを演じるリリー・ソビエスキーは綺麗だし清潔感があるから、いいんでないの。それより、お坊ちゃまを演じたクリス・クライン! まだ磨きは足りないが、それでもふとした時に見せる表情がキアヌ・リーブスを彷彿とさせるナイーブ・ハンサム。だいたい、今どきプレップ・スクールの紺ブレ&レジメンタル・タイの制服がお似合いなんていう、若者は貴重です!

 来日したリリーによれば、素顔はノー天気な典型的アメリカン・ボーイとか。それもいいなぁ。若い頃にシニカルを気取ってる奴にロクなのいないもの(例えば、レオナルド・ディカプリオ)。日本では、恋のライバルを演じたジョシュ・ハートネットのほうが、『パラサイト』人気もあって、注目されてるんだけどね。でも、美形じゃないしなぁ。私としては、やはり正統派のクリスをオススメです。

(C)2000 TWENTIETH CENTURY FOX
HERE ON EARTH
監督:マーク・ピズナースキー
出演:クリス・クライン
   リリー・ソビエスキー
   ジョシュ・ハートネット
2000年アメリカ
1時間37分
配給:FOX
11月11日公開



http://www.foxjapan.com/movies/hereonearth/


 

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