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| 『ヨーロッパ人名語源事典』
梅田修 |
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金子裕子
text by Yuko Kaneko |
| ≫スターの名前の由来を調べる楽しさ |
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つねづね外国の俳優の名前の意味を知りたいと思っていたが、格好の書『ヨーロッパ人名語源事典』をみつけた。本書は、ヨーロッパで使われている名前の元や由来、その名前の持つイメージなどを歴史的、民族学的、宗教的などの見地から丁寧に解説した、力作。
事典といっても、多くの名の源が聖書からきていることから、6つの章にわけて名前にまつわる歴史や神話を紹介。それをつらつらと読むのも楽しいが、名前の索引があるから、知りたい名前もすぐに引ける。
たとえば、最近お気に入りのジュード・ロウのジュード。彼の両親はビートルズの曲“ヘイ・ジュード”とトーマス・ハーディの小説『日陰者ヂュード』から名付けたということだが、本書によれば“ジュード”とは、ユダヤ人の名前の源泉であり“ジョン”“ジーザス”“ジョナサン”などが同種ということだ。うーん、ジュード・ロウは“ジーザス”か……などと妙に感心。
また、ショーン・コネリーの“ショーン”はスコットランドの伝統的な名前であり、本名はトマス・ショーン・コネリーながらスコットランド独立運動家でもある彼は、芸名にはイギリス的なトマスを省いたとか、現代人の例も数多く挙げているので、ヒマつぶしには、もってこいです。 |
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