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2001.8.6 UPDATE

強力な大作群に劣らない人気の
『PLANET OF THE APES 猿の惑星』
中村通伸(編集部)
text by Michinobu Nakamura
 
『PLANET OF THE APES 猿の惑星』
日劇プラザ他全国東宝洋画系にて公開中
©2001 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION.ALL RIGHTS RESERVED
 『A.I.』『パール・ハーバー』『千と千尋の神隠し』の夏の3大作にどれだけ迫れるか注目された『PLANET OF THE APES 猿の惑星』が公開。絶好調の『千と〜』には及ばなかったが期待通りの好スタートを切った。以前にも紹介したように前売券が好調な売れ行きを記録したことで、その存在がクローズアップされていた本作。結果的に前述の大作に劣らない人気を獲得できた理由はどこにあるのだろう。

 話題作が揃った今年だが実は、一昨年の『スター・ウォーズ エピソード1〜』、昨年の『M:I−2』のようなイベント性のある娯楽大作が不在であったため、本作がその穴を埋めたことがまず考えられる。そして、大規模な宣伝キャンペーンの中で特に目を引いたのが、ペプシ・コーラとのタイアップやファッション誌などの露出といったメディアミックス展開。これが効を奏し、『A.I.』『パール・ハーバー』には惹かれなかった客層(特に10〜20代の男性)が詰めかけることとなった。それに加え、旧シリーズの認知度が高いため中高年までの幅広い層へのアピールにも成功。さらにカルト人気の高いティム・バートン監督の新作ということもあり、他の大作に関心はなくてもこれだけは観たいというコアな映画ファンも足を運んでいる。

 しかし、夏休み中盤以降の公開作には『ジュラシック・パークIII』『ドリヴン』と若者受けする要素が多い作品が揃っているため、本作の今後の成果にどれだけ影響が出るか気になるところではある。

 


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