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2001.7.9 UPDATE |
『A.I.』が予想通りの大ヒット
公開規模も史上最大に |
中村通伸(編集部)
text by Michinobu Nakamura |
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『A.I.』
丸の内ルーブル他全国松竹東急系にて公開中
©2001 Warner Bros. & Dreamworks,LLC. |
この夏の大本命『A.I.』がついに公開され、先行オールナイトと初日、2日目の動員数で過去最多を記録するなど期待通りの好スタートを切った。ただ、2日目の7/1に映画ファンサービスデーの地域が多かったため、興行収入では歴代1位の『スター・ウォーズ エピソード1〜』には及ばなかったようだ。今年一番の注目作でありながら、全容がなかなか明らかにされない不安要素もあったが結果的には大ヒット。そのヒットを産んだ要因のひとつとして前例のない規模での公開を行ったことが挙げられる。
公開初日の上映スクリーン数524は史上最大規模で、これは全国の総スクリーン数の5分の1にあたる。シネコンの2、3スクリーンでの上映は当たり前で都市部のロードショー館でもほとんどが拡大上映を行った。さらに公開後の盛況により、不振な他作品を打ち切って『A.I.』に変更するなど、現在もスクリーン数は増えている状況だ。某シネコンでは1日中、複数のスクリーンで1時間ごとに開始時間をずらして上映という異例のタイムテーブルが組まれているほど。これなら満員でも少し待てば次回で観ることができるので、観客を帰すという事態もなく、動員増につながっていく。こんな所にシネコンの利点が充分に生かされている。
昨年、全国各地でシネコンが続々オープンし、スクリーン数も増加したが、大ヒット作品に恵まれず全体的に動員が伸び悩んでいたのは事実。それだけに今年一番の期待作が良い結果を出したことで関係者はひと安心といったところ。しかし、ひとつ心配な点は客層が若者中心であまり幅広くないこと。ライバル作品が公開され、夏休みを迎える今後、子供など多くの層をどう集めていくかが記録更新の鍵を握るだろう。
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