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2001.6.29 UPDATE |
サマ―ムービーが続々公開
宣伝展開も各社さまざま |
中村通伸(編集部)
text by Michinobu Nakamura |
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『PLANET OF THE APES 猿の惑星』
7/28より日劇プラザ他全国東宝洋画系にて公開
©2001 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED
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6/30からの『A. I.』公開を皮切りに本格的にサマー・シーズンへと突入する映画界。これまで公開日が未定だった『千と千尋の神隠し』もついに7/20と決まった。ほとんどの作品が公開直前に完成という状況のため、各配給会社は苦労しながらも熾烈な宣伝合戦を繰り広げている。
早くから大本命の声が高かった『A. I.』はこれだけ情報網が発達している中、作品内容は直前まで極秘にすることを徹底。観客の期待感をあおったのか、6/23の先行オールナイトでは過去最高の動員記録を樹立した。6/30からは500館という最大規模の館数で公開されるが、どんな記録が生まれるのか注目したい。他作品に比べ、完成から公開まで余裕のある『パール・ハーバー』は監督、主演スター来日会見と東京ドームでの試写などイベント性で対抗。だが、宣伝のピークとなるイベント時期が『A.
I.』の披露試写、スピルバーグ監督会見とバッティングしてしまった。当然、一気に情報解禁となった『A. I.』にマスコミの興味は集中したので、今後はTVスポットなどの大量露出で巻き返していくだろう。
これらの大作をおさえ、サマームービーの中で前売券の売れ行きトップなのが『PLANET OF THE APES 猿の惑星』。旧作をリアルタイムで観ている中高年からTシャツなどで旧作をポップ・カルチャーとして捉えている若者まで、タイトルの知名度が抜群なことが有利に働いているようだ。一昨年の『スター・ウォーズ エピソード1〜』で大成功したペプシ・コーラのボトル・キャップキャンペーンを実施するなど、7月に入り大規模なプロモーションが展開していく。ちなみに『ジュラシック・パークIII』ではコカコーラで同キャンペーンを実施、こんな所でも熱い闘いが繰り広げられそうだ。その『ジュラ〜』は宣伝展開が立ち後れているため、他の作品に比べ認知度は低いという状況。公開日が当初の7/20から8/11に変更した分、時間をかけた宣伝を今後仕掛けていくと思われる。
そして、公開日は決まったが、完成が間に合うのか心配な『千と千尋の神隠し』はこれまで具体的な展開がなかったが、公開直前の数日間で試写会を全国一斉に実施。作品内容に自信をもっているため口コミ、リピーター効果での大ヒットを狙っていく。
『A. I.』の独走なるか、意外な大ヒット作が生まれるのか、今夏の興行界の動きから当分眼が離せない。
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