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2001.4.1 UPDATE |
アカデミー賞発表!
トクをするのはどの作品? |
中村通伸(編集部)
text by Michinobu Nakamura |
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『グラディエーター』3/31(土)より有楽町スバル座他にて再上映中 |
春と言えば映画界最大の話題はアカデミー賞発表。ここ数年、賞狙いの作品は年末公開というアメリカの戦略を受けて、日本公開は発表の前後になる状況が定着していた。事実、『アメリカン・ビューティー』『恋におちたシェイクスピア』など最近の受賞作品は発表直後の公開で好成績をおさめるなど“アカデミー賞受賞”が宣伝の重要なポイントを占めている。発表後の新聞広告にも“○部門受賞!”というコピーが飛び交うが、今年は少し寂しい。と言うのも受賞作品の大半が既に公開済みという結果となってしまったからだ。
そんな中、『グラディエーター』『グリーン・デスティニー』は多数のノミネートに挙げられた時点で再上映が決められていた。『グラディエーター』は授賞式直後から全国的な凱旋上映が行われるが、作品賞を始め最多5部門の受賞という結果に関係者もホッとしているだろう。ビデオも発売されているので入場料は1000円均一に設定、まだ劇場で観ていない人には是非大画面で堪能してほしい。一方の『グリーン・デスティニー』は既に再上映が始まり、今年のダークホースとも言われていたが、外国語作品賞など順当な結果に終わった。アン・リーが監督賞をとる快挙を達成していれば、注目を集めただけに残念。
結局、効果的な宣伝ができるのは4/28(土)という絶好のタイミングで公開される『トラフィック』のみ。肝心の作品賞は逃したが、4部門受賞というクオリティの高さが浸透すればGW公開作では『ハンニバル』『ザ・メキシカン』に続くヒットとなるだろう。
ひとつ気になるのは、ジュリア・ロバーツが主演女優賞を獲得した『エリン・ブロコビッチ』が一部を除き特に再上映の予定がないこと。発表翌日のスポーツ紙で一番大きく報道されていたのは彼女の初受賞の話題だっただけにもったいない気もする。『ザ・メキシカン』の宣伝にはひと役買うかもしれないが。 |
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