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2001.12.3 UPDATE |
渋谷の人気ミニシアターで
ヒット作が連発 |
中村通伸(編集部)
text by Michinobu Nakamura |
ミニシアター激戦区・渋谷の中でコンスタントにヒット作を生み出している劇場と言えばシネマライズがまず挙げられる。それに対抗する存在として最近人気なのが、シネマライズと1本通りを隔てたパルコ内に一昨年オープンしたシネクイント。こちらも今年に入ってロングラン・ヒットを連発する好調ぶりで、両館のライバル関係がミニシアターを活況に導いていると言えるだろう。そんな中、本格的な正月映画戦線が始まる前の11月に公開されたこの2館の作品が、盛り上がりを見せている。
シネクイントでは斬新なストーリー、映像展開で前評判の高かった『メメント』がヒット中。平日も立ち見の出る盛況に加え、複雑な物語構成のためか早くもリピーターが出るなど年内終了予定だった公開期間も正月以降まで延長することとなった。
『チアーズ!』『ビヨンド・ザ・マット』など今年は従来の劇場イメージにとらわれない作品を公開し、成功させたシネマライズでは『アメリ』が登場。こちらは初日の動員をはじめ、劇場オープン以来の全ての記録を塗り替える大ヒットとなった。客層はサブカル関連のメディアへの露出や各種タイアップの宣伝展開で10、20代の渋谷系ファンが中心だが、良質なドラマ性がアピールし、年齢層も広がっている。この大人気に都内での拡大公開も始まるなど、正月映画のミニシアター作品では最高のヒットになりそうな勢いだ。
ところで、この2本共、そのヒットぶりが日曜夜にフジテレビで放送されている情報番組でそれぞれ公開直後に紹介されている。全国ネットの番組で取り上げられたことで認知度が上がり、今後の地方公開にも弾みがつくだろう。
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